愛犬とそっくりのスズキ・クロスビー! ドライブにキャンプに思い出作りに大活躍
愛犬のフレンチブルドッグの「りずむ」を愛してやまず、しょっちゅうクルマで一緒にお出かけしているというまりさんは、数年前まではクルマに対して興味がなかったといいます。
そんな中、実家で飼っていたビーグル犬との別れを経て、クルマ選びにも少し変化がでてきたそう。
そんなまりさんと愛犬りずむとのカーライフについて伺いました。
――現在クロスビーに乗っているということですが、今までどんなクルマに乗られていましたか?
初めてマイカーを購入したのは、11年前に購入したダイハツのテリオスキッドでした。
当時、クルマにはあまり興味がなくて、「乗れればいいや」程度に価格重視で中古車を探していたときに、通りかかったお店で60万円のテリオスキッドを見つけて即決で買ったんです。
でも、運転していた2年間で何度も故障していたので、安い中古車を買ったことを後悔していました。
――そうなんですね……。価格以外には何か条件はありましたか?
はい。そもそも車体が大きいクルマは乗りこなせる自信がなかったので選択肢になかったです。コンパクトでありつつ、乗り降りがしやすいクルマを中古で探していました。
クルマにあまり興味がなかったと言いましたが、SUVや四駆などの無骨なデザインは当時から好きで、そこに絞って狙っていたところ、たまたま中古で低価格のテリオスキッドを見つけて即決しました。
――そのときは現在の愛犬とはまだ出会っていなかったんですか?
当時は、今は亡きビーグル犬を飼っていました。クルマに乗せてドライブに行くという機会があまりなく、お出かけを頻繁にしてあげられなかったことがずっと心残りで。愛犬や荷物をのせる場面をあまり考えずに購入していたんですよね。
――それで、クロスビーを選んだのですね。
はい、見た目以上に荷室が広いクロスビーに惹かれたんです。
元々飼っていたビーグル犬の最後の姿を見たときに、もっと思い出を作ってあげたかったという気持ちが心の奥底に強くあったため、クルマ選びの基準が変わったんだと思います。
――ちなみに、クロスビーのような使い勝手のクルマは他にもありますが、その中でもクロスビーを選んだ理由は何ですか?
見た目が好みというのもあったのですが、「大き過ぎず小さ過ぎないクルマ」が私の身の丈に合っていると思って購入したんです。
狭い道や小さな交差点も楽々運転できますし、車庫入れが楽にできるというのもポイントでした。クロスビーはまさにドンピシャだったと思います。
小ぶりなんだけどイカツくて、角が丸くてムチムチしているのが「りずむに似ていて可愛い!」と思ったのも購入のキッカケの1つですね(笑)。
あとは当時、りずむとキャンプにも挑戦してみたいと思っていたので、収納が多いクロスビーに惹かれたんです。
人気車のハスラーも見ましたが、衝突事故などのことを考えると、どうしても軽自動車ではなく普通車を選びたかったというのもありますね。
――ボディカラーはどういう理由で決めたんですか?
タフカーキパールメタリックというカーキ色もSUVっぽくて可愛いと思ったのですが、傷が目立ちにくいキャラバンアイボリーパールメタリックというカラーにしました。
というのも、りずむの爪が引っかかってできる細かい傷が、この色なら目立ちにくいと思ったんです。
――初めての新車、自分の好きなクルマを手に入れたときの心境を教えてください
初めて自分が気に入ったクルマを購入したので、ドキドキワクワクしました。
「これからりずむとどんなところに行こう!? 絶対いっぱい連れて行ってあげよう!」と一緒に出かけたい気持ちでいっぱいでした(笑)。
一方で、元々乗っていたクルマとのお別れが少し寂しかったことに気付き、なんとなく乗っていたクルマのはずなのに、好きだったんだなぁって驚きました。
――クロスビーを最初に運転したときの心境はどうでしたか?
すぐにりずむを乗せて近所をドライブしました!とにかく嬉しかったのを今でも覚えています。りずむも気に入ってくれたみたいですぐに乗りたがりました。
今では、夜に近所を散歩するときも、クルマの前を通り過ぎようとすると「乗せてくれ!」とせがんでくるようになりました。クロスビーが気に入ったみたいで良かったです(笑)。
走りはターボ付きというのもあり力強く、「どこへでも連れて行くぜ!」と言われている気がして、なんだか頼もしかったです。りずむと遠いところへ行きたいなと思わせてくれた瞬間でした。
――遠いところへお出かけできるようになって、最初に一緒に出かけたのはどこでしたか?
三重県と滋賀県の県境に連なっている鈴鹿山脈へ出かけました。登山が趣味で、よく友達と一緒に登山するのですが、まさかりずむと来れるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
高速道路では馬力があり、難なく合流できて感動しましたし、渋滞時に使用したクルーズコントロールは初めての体験で、今ではもうなくてはならない存在です。
おかげで、渋滞中は走行を気にしつつりずむの様子を見る余裕もできました。
――クロスビーと出会って愛犬に接する時間が増えたということですね。クロスビーだからこそできたことは他にあるのでしょうか?
まず、収納がたくさんできるところが気に入っています。友達二人と私(3人分)の登山装具を余裕で収納できたときは感激しました。ここまで乗せてくれるのか!と。
登山の趣味はここ数年でできた趣味なのですが、アウトドアの趣味って本当に荷物が多くなるんですよ。だけどクロスビーは「そんなのへっちゃら!」と言わんばかりに収納してくれるところが本当に好きです。
あとは、急に冷えたときや冬場は、標準装備のシートヒーターをかなり活用しています。フレンチブルドックは体温調整が苦手な犬種なので、助手席に乗せて温かくしてあげられるのが、かなり助かっています。
――クロスビーで行った場所で1番の思い出とエピソードを教えてください
姉とりずむとでキャンプへ出かけたときです。このキャンプは悪天候や気温の上昇で困ることが多かったのですが、そのときはクロスビーに避難していました。なんだかクロスビーが家族を守ってくれている気がして嬉しかったです。
キャンプ中、ドアを開けっぱなしにしていたらりずむが勝手に乗り込んでくつろいでいたのには笑いましたね!
――今後クロスビーのここを快適にしたいなどありますか?
もっと快適な車中泊ができるようにしたいなと思います。空気を入れることでフラットになるマットや日除けのサンシェードなんかが欲しいです。りずむと旅をする中で2人が快適に過ごせるように今後していけたらなと思っています。
――カーライフのベースに愛犬という存在が大きくあるまりさんにとって、クロスビーとはどんな存在ですか?
『私とりずむを連れ出してくれる、なくてはならない存在』です。
クロスビーにしたことで快適性が上がり、これまでよりりずむに気をつかえる時間が増えました。何より2人ともクロスビーを気に入っているので今後も一緒に乗り続けたいです。
この子の寿命的にあと何年生きられるか分からないので、1つでも多く思い出を作りたいです。この子が楽しそうにする姿が私の幸せなので、これからも一緒に出かけて自然と触れ合って思い出を作っていけたらいいなと思います。
“一緒に居られる時間は限られている”ということを誰よりも理解しているまりさん。
クロスビーはまりさんと愛犬にとって思い出の柱になることと思います。
りずむも常にまりさんの愛情を感じ、クロスビーで行く旅はかけがえのないものになっていることでしょう。
(文:秦 悠陽)
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